圧力鍋は1つ持っていると実に様々な料理に使えます。豚の角煮にスペアリブ、カレーにシチューにチャーハンまで出来ちゃいます!
圧力鍋とは空気や液体が逃げないよう密封した容器を加熱し、比較的短時間でより美味しく調理をする為の調理器具です。圧力釜とも呼ばれます。水の沸点は圧力が高くなるにつれて上昇する為、圧力鍋の内部の温度は沸騰の前でも100度以上になります。この為、早く調理する事が可能になります。調理時間で言うと、大体3分の1から4分の1程度に短縮されます。豚の角煮にスペアリブにビーフシチュー、カレーなどなど、煮込み系の料理には本領を発揮します。加熱時間が少なくて済む為、比較的大きな食材によく火を通しても煮崩れが起きにくい、というメリットがあります。また、短時間での調理が可能な為に普通の鍋で煮るよりも少量の水分で調理が出来る事から、食材に含まれる水溶性の栄養成分を食材外に流出させにくいという利点もあります。つまり食材に含まれている栄養を全て効率よく摂取する事が出来ます。このように圧力鍋を使った料理はいい事ずくめです。ぜひ1つ台所に用意をしておきたい調理器具の1つです。
圧力鍋は危険、というイメージがあります。大丈夫、安全です!と言いたいところですが、圧力を利用している以上、誤った使い方をすると非常に危険な事故につながります。圧力鍋を購入したら必ず取扱説明書をよく読んで下さい。一般的な注意事項を紹介しておきます。まず、材料と水の分量は圧力鍋の3分の2までにして下さい。圧力鍋の内圧が高まると水位が蓋付近まであがり、錘の穴をふさいでしまいます。これは内圧を高める事になり、危険な状態になります。次に、大豆などの豆類を調理する場合は鍋の4分の1程度にして下さい。豆類は圧力鍋内部で泡立つからです。最後に圧力鍋で注意したい点は空焚きです。特に蒸し物をする際は水の量が少ないと空焚きの原因になるので十分注意して下さい。万が一空焚きをしてしまった場合は火を止めて圧力鍋が冷めるまで自然放置して下さい。よく圧力鍋に水をかけて冷やす人がいますが、これは圧力鍋の内圧を急激に変化させて蓋が吹き飛ぶ(大げさに言うと破裂)する危険性がありますので、絶対に止めましょう。
圧力鍋は実に様々なメーカーから売り出されています。ティファールやフィスラー辺りがメジャーどころですね。最近では松井一代の圧力鍋、なんてのも見掛けましたね。国産ではCMや新聞の折り込み広告でもおなじみのアサヒ軽金属なんてのもあります。どの圧力鍋がいいか、は一概には言えません。それぞれの用途によっても変わってきますしね。ただ、安物は絶対に止めましょう。前述のように圧力鍋は使い方によっては凶器にすらなります。いくら技術が進化してもクルマが凶器になり得るのと同じです。値段と品質はある程度比例しますので、ケチらずいいものを選びましょう。あと、出来れば中国製は避けましょう。中国製が悪いとは言いませんが、正直なところまだまだ品質的に劣るものが多いです。先ほど挙げたようなメーカーであれば心配はないはずです。出来ればディスカウントストアなどではなく、金物屋さんや百貨店などで専門知識を持った店員のアドバイスをもらうのもオススメですね。